Round. 1 ひた走る負の走光性 学級裁判編Ⅱ
学級裁判 再開







































△back
















「そこまで言ってんなら分かってるんでしょ?教えてよ、この事件の犯人…タカちゃん以外に…オレらにクスリ盛ったヤツ。」



△back












「……。」



































「無条件にムシに反応すんなしww」



「まさか東の灯台近くで死んでいるなんて、思いもしませんでした。」


















反論ショーダウン 開始








【西エリアの足跡】→ずっと西の灯台にいた
【花飾り】→ずっと西の灯台にいた
【高橋のメモ】→ずっと西の灯台にいた



△back













































バグズブレインピッキング 開始
Q. 高橋の死体、髪飾り、睡眠薬の瓶以外で東の灯台前にあったものは?
1.焦げた死体
2.内臓を抜かれた死体
3.モノクマ
Q. 髪飾り、睡眠薬の瓶と死体の共通点は?
1.華椿が触れた
2.おいしい
3.海に落ちた
Q. 高橋の死体が東の灯台にあったのは?
1.東の灯台で殺された後、放置された
2.海に落ちた後、東の灯台に送られた
3.西の灯台から東の灯台に移動された
▼繋がったんだね!
























ノンストップ議論1開始






【西の灯台のろうそく】→0時に西の灯台に行った
【西エリアの足跡】→0時に西の灯台に行った
【】→0時に西の灯台に行った


△back



























































1. 高橋は宿舎から左手側に進んだ
2. 高橋は校舎から左手側に進んだ
3. 高橋は左右がよく分からなかった



△back



















1. 虫で被害者を殺した
2. 虫で灯台を作った
3. 虫で灯台の光を遮った



△back



























1. 南京玉すだれ
2. チェス
3. ドローン


△back





















▼この事件のクロは?


△back




















反論ショーダウン2開始









【死体近くの小瓶】→死の間際まで携帯していた
【西の灯台のろうそく】→死の間際まで携帯していた
【高橋のモノパッド】→死の間際まで携帯していた


△back














理論武装 開始






○り△い×香◻︎甘
▼これで終わりだよ!





































































クライマックス推理

























学級裁判 閉廷





























おしおき
“超高校級の馬術部” 河合 絵馬の処刑執行
『生存競争』
河合 絵馬は、数日ぶりに馬に乗っていた。ーーいや、数年ぶりかもしれないし、昨日ぶりかもしれない。馬上から見るコースは一直線。所々に障害物が設置されている。その先のゴールには、『出口』と書かれた札。
大丈夫。難しいコースじゃない。この子と、あの出口を目指そう。
馬が駆け出す。同時に、馬が緊張したのが伝わった。背後から轟く音によるものだ。肉食・雑食動物より優秀な視界で、この馬はいち早く危険を察知したのだ。
顔だけで背後を確認すると、巨大なモノクマが追いかけてきていた。正確にはモノクマ型の肉食獣のような4足歩行のバケモノだ。それはガチンガチンと口の部分を開閉させ、鋭い爪を見せながら走ってくる。
ーーと、突然 目の前の障害物が高くなった。恐らく160cm。オリンピックレベルじゃないか。
しかし、今日のパートナーは優秀だった。突然 変わった障害物の高さにも、私の動揺にも影響されず、天高く駆けた。
安定した着地。そして、障害物をどんどんと越えていく。
ーーすばらしい。この相棒に出会えたことに感謝しないとな。
そんなことを思った時、ガクンと馬がバランスを崩した。落とし穴だ。大した深さではないが、突然の落下に馬はパニックに陥ってしまったようだ。背後からバケモノの忍び寄る音が大きくなってきた。
まずい。何とかして、この子だけでも助けなければ。この子は足にケガを負っていないだろうか?
そう思った瞬間だった。馬が上体を持ち上げ揺さぶり私を振り落とした。そして後ろ足で強かに私を蹴り飛ばした。
私が思っていたより、百倍 賢い馬だ。クマに私を捧げて走り去る算段を立てたらしい。何はともあれ、あの子がケガしていなくてよかった。
意識が薄れる中で そんなことを考えているうち、背後のモノクマの鋭い牙に頭を捕えられた。
…………
……
…














高橋「考え抜くこと…これも紳士の嗜みってやつじゃないのかな。」


Round. 1 ひた走る負の走光性 完
Round. 2に続く