2023-03

前へ　ホームへ　次へ第1章 私とボクの学級裁判 学級裁判編Ⅰコトダマリスト学級裁判 開廷「それでは、学級裁判の簡単なルールを説明しておきます。」（才囚学園の裁判場で、モノクマが学級裁判のルールを語る。以前 聞いたものと同じ。）（"前回"のキ...

前へ　ホームへ　次へ第1章 私とボクの学級裁判 非日常編（頭がクラクラした。目の前に広がる血の色に、まるで初めて死体を見たかのように うろたえた。）（始まってしまった。また、コロシアイが…。）（呆然としていると、倒れた哀染の背後から白い煙が...

前へ　ホームへ　次へ第1章 私とボクの学級裁判（非）日常編Ⅱ『キーン、コーン、カーン、コーン』（朝のチャイムが鳴った。支度を手早く済ませて部屋を出た。）（食堂へ向かう。視界の端に藤棚が映ったけど、見なかったフリをした。）【校舎1階 食堂】（...

前へ　ホームへ　次へ第1章 私とボクの学級裁判（非）日常編Ⅰ【校舎1階 体育館】（全員が体育館に揃った。不安げな顔で辺りを見回している者、ぼんやり立ちすくんでいる者、周りと談笑している者、三者三様だ。）「みんな…油断は禁物だよ。いつどこから...

ホームへ　次へプロローグ 甦る超高校級【？？？】（光がある。音もある。自分の姿も、声も、ある。）（自分が誰なのか、自分は知っている。…はずだった。）（手を伸ばす。自分の手を。手のひらは硬い何かに触れた。）（私の名前は、春川 魔姫。この狂った...