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【思う】と【考える】の違いとは?言い換え・類語は?レポート、面接、論文で丁寧なのは?英語と熟語、例文【感じる】【想う】

先生
先生
『われ思う、故にわれあり。』『人間は考える葦(あし)である』
お!先生、哲学者きどりですか?
トラウマウサギ
トラウマウサギ
先生
先生
いえ、デカルトの格言、英語訳だとどちらも「think」が使われているのですが、日本語だと「思う」「考える」と訳されているので何でかなあと思いまして。
(まためんどくさいこと考えてるなあ……)
トラウマウサギ
トラウマウサギ

 

 

【思う】の意味・英語・言い換え

 感情的・一時的に 何かを思い起こすこと

英語:”think”の他、”feel, suppose”とも翻訳できる

コントロールできない、より感情的な思考

「あなたのことが好きなんだと思います。」

「この道をまっすぐだと思います。」

「私が思うに、リスクが高すぎます。」

「君はもっと思ったことを言うべきだ。」

 

レポートや論文、作文で使える類語・言い換え一覧

よく聞かれることですが、レポートや小論文などで「思います」と書くのはNGなのでしょうか?

答えは、小さい声でYes。絶対NGではありませんが、レポートや小論文などで自分の意見を述べるとき、「~と思う」 という表現を使わないのが一般的です。

それは、「思う」が書き手のコントロールできない感情的な思考を表す表現だからです。レポートや論文では論理性と根拠の妥当性が求められるため、「~と思う」を多用するのは良くないという考えがあります。

【思うの類語・言い換え一覧】

〜と考えられる・〜(の)ではないだろうか・〜の可能性がある・〜(だ)と推測される

想像する・決意する・心配する・希望する・恋情する など

 

面接や就活、ビジネスで使える類語・言い換え一覧

これもよく聞かれることですが、面接や志望理由書など就活で「思います」と書くのはNGなのでしょうか?

答えは、強い希望や意思を見せるべきところでの使用はNG。例えば、志望動機や入社後のビジョンを「~と思う」 と表現すると、その意思は弱く聞こえます。

就活で強い希望や意思を言う場合は、「考える」や以下の表現を使うと良いでしょう。

【思うの類語・言い換え一覧】

丁寧な表現:(相手が)お思いになる・おぼし召す

(私が)拝察する・存じる・存じ上げる・(~する)所存です

熟語など:推察する・思案する・感じ取る・感じる・みなす・自覚する・はかり知る など

 

【考える】の意味・英語・言い換え

 論理的・継続的に 何かを思い描くこと

英語:”think”の他、”consider”に近い意味あり

コントロールできる思考

「ずっと君のことを考えているよ。」

「僕が考えた最強のモンスター!」

「将来は独立したいと考えています。」

「〜に対して、考えを述べよ。(小論文など)」

「私が考えるに、設備投資に力を入れるべきです。」

 

レポートや論文、作文で使える類語・言い換え一覧

【考えるの類語・言い換え一覧】

〜と考えられる・〜と推測される

考察する・研究する・分析する・推論する・検証する・検討する・振り返る

 

面接や履歴書、ビジネスで使える類語・言い換え一覧

【考えるの類語・言い換え一覧】

丁寧な表現:(相手が)お考えになる、ご高察なさる

(私が)拝察する・検討いたす・存じる・存じ上げる

熟語など:知恵を絞る・推察する・熟考する・思案する・考慮する など

 

【思う】と【考える】の違い

【思う】と【考える】は、どちらも頭に何かを思い起こすこと。英語ではどちらも”think“と翻訳されます。(他の英語訳は後述)

以下のように、日常でよく使う日本語ですね。

「私は彼が勝つと思います。」

「彼は新しいアイデアを考えています。」

それでは、どのような違いがあるのでしょうか。

 

【思う】と【考える】は言い換えられる?

「子どもの将来を思う

「子どもの将来を考える

【思う】なら、漠然と頭の中に急にわきおこっている状態【思う】ときは、「うちの子大丈夫かしら」「将来はお医者さんになってほしいな」などと思いつくことです。

先生
先生
思いつきなので一時的で、コントロールすることはできないです。

【考える】なら、感情ではなく、時間をかけて論理的に頭に思い描いている状態【考える】となると、「将来お医者さんになるには、まずこの学校に行って…」というように、より具体的になります。

先生
先生
自分でコントロールして思い描き、じっくりと時間をかけることが【考える】です。

小論文やレポート、ビジネスでは、【思う】ではなく【考える】を使用されることが多いです。

 

【思う】と【考える】の語源は同じ

【思う】は、「重い」と語源が同じとされる説があり、「面(おもて)=顔」の活用型とされています。

【考える】は、「かんがふ」「かむがふ」から転じて今の形になりました。「かむがふ」の「か」は《場所・指し向かうもの》、「むがふ」は《向かう・対》を意味します。差し向けた対のものに考えを巡らせるという意味から、【考える】の意味が生まれました。

 

【思う】【考える】と【感じる】の違い

【思う】【考える】と同じように、頭に浮かべたり認知する動詞に【感じる】があります。

どんな意味があるのでしょうか。

先生
先生
「Don’t think, feel. 考えるな、感じろ」という名ゼリフがありますね。明確な違いがあるようですが…

 

【感じる】の意味と例文

感情や感覚により認知される

英語:feel,sense など

【思う】と同じく、主観的で感情的

自然的な感情判断をいうときに用いる

 

「彼の言葉に、強い怒りを感じた。」

「腹部に痛みを感じて、病院へ行った。」

「君とは初めて会ったけれど、親しみを感じるよ。」

 

【思う】【考える】と【感じる】の違い

【考える】とは、理性的で知性を伴う思考。

【思う】と【感じる】はより感情的。【思う】は、感情を伴う思考的判断です。

【感じる】は、感情や感覚によって認知されます。

 

【思う】と【想う】の違い

【想う】は「おもう」と読む上、【思う】と意味も似ていて紛らわしい言葉かもしれません。

違いは、頭で思うのか、心なのか

「故郷を思う。」

「故郷を想う。」

頭の中で「故郷はどうなったかな?」というときは【思う】。

心でイメージするのが【想う】。

【想う】はより感情を込めた表現です。

 

まとめ

  • 【思う】と【考える】の違い

【思う】はコントロールできない一時的感情

【考える】はコントロールできる論理的思考

  • 【思う】【考える】と【感じる】の違い

【感じる】は、感情や感覚によって認知される一時的感情

  • 【思う】は頭で、【想う】は心で考える

 

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