こんにちはご機嫌いかがですか?
略してこんにちは!幼児教室講師のトラウマウサギです。
前回、知能教育によりIQを伸ばすという記事を書きましたが、IQにとって重要なものといえばズバリ記憶力です!
参照:IQの高い子どもを育てる!知育(知能教育)は幼児教室じゃなくても家でできる!
記憶力を伸ばせば、知能教育で学んだことをグングンインプットして吸収してくれるからです。
逆に、どんなに考える力があったとしても、記憶力がなければ定着しないとも言えます。
「親も記憶力がないし、子どもも記憶力が悪いところが似ちゃったww」
「記憶力なんてどうやって伸ばすの?」
「サプリでも飲ますの?」
こんなお言葉ももっともです。
そんな疑問も含めて、ここでは子どもの記憶力をアップさせる幼児期の取り組みを分かりやすく解説していきます!
子どもの記憶力は伸ばすために…記憶力アップ前に知っておきたいこと
「うちの子ども、記憶力ない…悪い…」そんな風に思ったことはありませんか?
大丈夫、 幼児~小学生なら、子どもの記憶力を伸ばすことは難しいことではありません!
記憶力に種類があることを知っておこう
まず、記憶力を伸ばす前に、知っておきたい記憶の種類についてご説明しておきましょう。
長期記憶:長く忘れない記憶
短期記憶:一時的に保存された記憶
ワーキングメモリ:記憶しながら情報処理
二重貯蔵モデルによると、記憶は【長期記憶】と【短期記憶】に分けられます。
さらに【短期記憶】の作業記憶を司るシステムを[ワーキングメモリ]と呼びます。
記憶力アップにはワーキングメモリが重要
ワーキングメモリは、記憶と情報処理をいっぺんに行う高度な作業記憶。

短期記憶を長期記憶に残すには、当たり前ですが何度も何度も思い出す(リハーサル)ことが必要です。
英単語を覚えたいなら3日間は同じ英単語を練習すれば記憶は定着していきます。
では、子どもの記憶力を伸ばすのに重要なのはどこなのでしょうか?
ズバリそれは、 ワーキングメモリの容量 なのです!
高度な処理が必要なワーキングメモリの容量は大人になってから増やすのは難しいものです。

子どもの記憶力を伸ばすワーキングメモリトレーニング
ワーキングメモリを鍛えるのは子どものうちに。
ですが、注意したいのは、たくさんのものを覚え込ませれば、容量が増えるわけではない!ということ
たくさんのものを、速く覚える頭の回路をつくることを優先しましょう。
そのために大事なのが、以下のことです。
・楽しくできる
・長い時間をかけない
・毎日続ける
簡単そうに見えますが、実はとっっっても難しいことなんですよね!
「わが子に私が教えるのは無理そう」という方は、ぜひこれからご紹介する遊びをしてみてください!
子どもの記憶力を伸ばす1日10分カード遊び
ワーキングメモリを育てるのに適しているのが、絵カードをどんどん覚えてもらうというもの。
私の教室でも毎回必ずウォーミングアップで行っています。
【遊び方】
①カードとカードをつなげるお話をしながら順番に並べる
②最後まで並べたら、もう一度お話しながら1枚目からひっくり返す
③ひっくり返したカードを指して「ここなんだ」と質問して答えさせる
たったこれだけ。
楽しいゲーム感覚でやってみてください。
お話もあり得ないようなお話だとより楽しんでくれます。
年齢で覚えられる枚数は変わりますが、だいたい下の枚数ぐらいから初めてみてください。
もちろん個人差がありますし、年少の初期なのか後期なのかでも変わってきます。

子どもはみんな天才なので、誰でも続けていけばどんどん覚えられるようになります。
小さいころにワーキングメモリー容量を増やして置き、記憶力と処理能力アップを目指しましょう!
こちらも記憶力アップにおすすめのテーブルゲーム↓↓
幼児~小学生の子どもの記憶力を伸ばすことは難しくない!
いかがでしたか?
3歳〜9歳頃の幼児~小学生のころは、記憶力がぐんぐんアップする時期。
記憶力を高めると、学校に入って覚えられる量も多くなります。
記憶力を高める取り組みは、お金をかけずにお家で簡単にできることです。
ぜひぜひ実践していただき、お子さんの学習能力をアップさせてあげてください!
前回記事:IQの高い子どもを育てる!知育(知能教育)は幼児教室じゃなくても家でできる!
次回記事:無料でできる幼児の英語教育!初期投資0円で子どもをバイリンガルに育てるには|おすすめアプリ・動画・歌・オンライン教室も